競泳水着って何?
競泳水着とは、身体にフィットするよう競泳の競技用に開発された専用の水着のことで、非常にフィット感やホール感に優れているのが主な特徴で、水の抵抗を減らすために開発が進んでいます。
その他の種目として水球・飛込み・シンクロ・トライアスロンなどあり、試合ではそれぞれ専用の水着が使用されています。しかし、練習では競泳水着を使用している頻度が高いようです。
また、調べてみるとその他の用途として、撮影用を筆頭にコスプレなどの趣味としても人気があり、使用されています。
競泳水着を製造・開発している所はいくつかありますが、日本では4社の有名ブランドが大きなシェアを誇っています。
ARENA(アリーナ) MIZUNO(ミズノ) ASICS(アシックス) SPEEDO(スピード)です。
ではそれぞれどのようなブランドなのか、その他のブランドも合わせてご紹介します。
競泳水着についてもっと詳しく知りたい方、これから競泳水着にチャレンジしようと思っている方、余り競泳水着を着用しないけど、興味がある方などなど参考になれば幸いです。
競泳水着ブランド
ARENA(アリーナ)
開発・販売:DESCENTE(デサント)
日本水泳連盟オフィシャルサプライヤー
スポーツ用品で有名な「デサント」の水着専用ブランド名のことで、マークがハートのように見えるのが可愛く人気の一つです。
競泳用水着を中心に他にもカジュアルスイムウェア、フィットネス、ウェルネストレーニング向けスポーツウェアを多く扱っています。
世界的に見ても、競泳選手の着用率やメダル獲得数、世界記録時の着用はアリーナがトップクラスで有名です。
昔は、アディダスの傘下にありましたが、アディダスジャパンが展開されたことで、デサントが権利を獲得した歴史があります。
MIZUNO(ミズノ)
開発・販売:MIZUNO(美津濃)
日本水泳連盟オフィシャルサプライヤー
あらゆるジャンルを手掛けている総合スポーツメーカーで、認知度も高い世界的なブランドです。
競泳用水着を含めた水泳用品もその一つです。
はじめは、SPEEDO(スピード)という水泳用品ブランド名を借りて国内で競泳水着を開発・販売してきていましたが、契約上2007年6月から「SPEEDO」名を「MIZUNO」ブランドへ変更し、水着の独自開発・販売を始めました。
ミズノ競泳水着は現在、ブランドとして世界にも展開しています。
ASICS(アシックス)
開発・販売:ASICS(アシックス)
日本水泳連盟オフィシャルサプライヤー
スポーツシューズで世界的有名ですが、競泳水着部門でも国内の知名度は高く、多くの国内スイマーが着用しています。
アシックスでは「COMO DIANA」というブランドが、フィットネス水着部門で有名・人気ですが、競泳タイプでも昔はアシックスも「DIANA(ディアナ)」というイタリア発祥のブランド名で製造・販売されていました。
競泳の国際大会などでは「DIANA」の競泳水着は海外での知名度はありますが、競泳水着での国内需要は余りありません。
独自の開発で、進化・成長を続けており、他にも環境活動紹介等も行っています。
SPEEDO(スピード)
開発・販売:GOLDWIN(ゴールドウィン)
1928年にオーストラリアで誕生したスイムウェアブランドです。
国内では2007年5月末までミズノ(MIZUNO)によって「SPEEDO」ブランドを開発・製造・販売されていましたが、ライセンス切れにより契約を解消しました。
ミズノが独立したことで、2008年以降は「三井物産」が「ゴールドウィン」のパートナーとなり、国内で開発・製造・販売がされています。
世界に展開している最新競泳水着についても、輸入販売しているため、国内での購入も可能になっています。
フィットネス水着部門では、SPEEDOブランドもラインナップされていますが、世界的知名度の高い「エレッセ(ellese)」もゴールドウィンにより手掛けらています。
※ゴールドウィンは、スキー、アスレチック、アウトドア、マリン、テニス等の多種のスポーツ用品メーカーを扱っています。